BAY-FM VSファン

BAY-FM VSファン

小畑秀敦

SCENE1 おおたかの森SC トイレ前

たかしがトイレに入ろうとすると、まゆこが目の前に現れる

たかし:   まゆこ!

まゆこ:   6年ぶりね、たかしさん。

たかし:   ど、どうしてここに・・?!

まゆこ:   あなた平松のファンだったからここにくると思って。

たかし:   まゆこ・・。俺はもう・・。

まゆこ:   ひどいじゃない。何も告げずに職場去っちゃって、あたしは 待ちつづけたのよ。6年も。

たかし:   君は、そっけないフリしたり、僕の誘いを嫌がってたじゃないか!

まゆこ:   あれは私なりの表現だったの。

たかし:   俺は駆け引きなど嫌いだ。好きだったら、好きだといって キスすればいいじゃないか。

まゆこ:   今、やってあげましょうか?

たかし:   いや、俺はもう・・結婚したんだ。

まゆこ:   6年待ったのに、ひどいじゃない。昔みたいにデート誘って!

たかし:   ・・・トイレいくんで・・。じゃあ。

まゆこがたかしにキスをする。その時、彼の後ろポケットから携帯を抜き取り 口に含んだカプセルを口移しし、噛ませる。 たかし:  ・・・な、なにを入れたんだ?



まゆこ:  心配しないで。惚れ薬よ。

たかしはぺっぺっと吐く。

まゆこ:  ちゃんとふってくれなかった罰よ。 このこと一生、奥さんに隠しつづけるのね。

たかし:  まゆこひどいぞ!

まゆこ:  さよなら、私のたかし。

まゆこは去る。

SCENE 2 会場 

Y:   さと~!ナニしてる?ぼちぼちはじまんぞ。

NS:  いやあ、さきほどですね。Takahiroさんからメール入って 仕事が入ってこれないって。BONさんもいないし、 今日のオフ会は中止かなあ。Iさんは昌乙さんっていうし。

Y:   さと~。古畑呼んでパーティしろっ!

NS:  ナニを言ってます?古畑さんはCMPじゃないんですからねえ。 わかってます?それ以前に事件がないときませんよ。

Y:   あ!きてんじゃん。あれ! キャツだろっ。挨拶してくる。

Yが古畑に近づく。

古畑:  ああ~今日もいらしてたんですねえ~。熱心なファンですねえ~。

Y:   古畑さんこそ、平松さんのファンになったんですか?

古畑:  んっふふ。古川さんに呼ばれたんです~。

古川:  いつも来て下さってありがとうございます。

Y:   でこは?

古畑:  ん~。どこいったんだあ?しょう~もないやつだ。

今泉は走って古畑のもとへ来る。

今泉:  もうはじまっちゃいましたあ?

Y:   もう終わったよでこ!

今泉:  あああ~

Y:   じゃあ、古畑さん、またあとで。

古畑:  はい.

SCENE 3  会場ブース 

門脇:  門脇知子のRADIO SUPRISE HOLIDAY SPECIAL! 今日はおおたかの森ショッピングセンター3FスタジオK-WEST より公開生でおおくりしています。本日のスペシャルゲストはこの方 平松愛理さんです!

平松:  こんにちは、はじめまして。

門脇:  はじめましてですね。ですが、BAY-FMにはよくいらっしゃってる ということで。

平松:  そうなんです。いろいろお世話になっています。

門脇:  ウワサはANNAや斎藤りさによおくきいております。

平松:  ふふっ、どんなウワサなんですか?

門脇:  天然ではっちゃけてるってりさから。

平松:  ははひっ。はっちゃけてる。

門脇:  今日は宜しくお願いします。

平松:  宜しくお願いします。

門脇:  さあ、平松さんといえば、そう!部屋とYシャツと私 なんですが 私、門脇こと、かどわっき~がこの曲で思い浮かぶものといえば! それは!毒入りスープ!

平松:  あはは、よく、こわい、こわいって言われます。

門脇:  平松さん、あのね、いつもこの番組でテーマ・・。フィーチャリング ‘こんなヤツとは思わなかった’‘浮気’‘復讐’とかやってる訳なんですが 毒入りスープ!毒入りスープとは、なんともたのもしゅ~ございます。はい。 だらしない男にゃあ~た、毒入りスープを煎じてこらしめたいもんでありんす。

平松:  そこまで恐くはないですからあ。一応これウエディングソングなんで。

門脇:  いやあ、なんともパンチのきいた曲で好きなのでありんす~。 この曲は平成のブライダルソングとして有名でありますが・・。

平松:  この曲はMY DEARというアルバムの、シングルじゃない、ただの アルバムの1曲だったんですが、有線でたくさんリクエストをくださり リクエストがリクエストを呼び、たくさんの方に知っていただけるきっかけと なりました。

門脇:  名曲というのは、そういったサダメをもっているものなのです。

平松:  そんなもんなんですかねえ

門脇:  会場の皆さんもそう思うでしょ?!

会場拍手

平松:  ありがとうございます。

門脇:  平松さん、あのね、私のリスナーの、・・元平松ファンの、

平松:  もと!んっふふ。

門脇:  よくメールくれる方がいらっしゃるんですけど、くろちゃんって 言うんですけど。

平松:  くろちゃん~手あげて~。・・いない。

門脇:  あたしのところにメールくれる人は、‘復讐’めいてるんで。

平松:  ふくしゅう~

門脇:  それは冗談なんですが、6年片想いしているコがいて、その彼とは自然消滅 で終わってしまい、その彼が、この今日のこの会場にくるかもしれない とのことで、再会して告白する、といった内容なんですが。

平松:  すご~い。そしたら今日、ここでカップルが成立するかもしれない ってことですね~。ロマンチックですねえ~。でもその彼に彼女いたら・・。

門脇:  それは彼次第!ということで、その想いを達成する為にこの曲を かけてあげないと!セイジュしてカップルになってもし彼が浮気なんか しちゃったりしたらあ!毒入りスープ!毒入りスープで!

平松:  いやもうそこいいですから・・。ははは。

門脇:  ごめんね~。さ、会場の皆さま、これきいたら帰るなんていわないで ちょうだいね~。整理券をお持ちの方はここでしか手に入らない、 ともちゃん&平松ちゃんバッジと握手会がまっています。 ということで、平松さん、曲紹介をお願いいたします。

平松:  平松愛理で部屋とYシャツと私

曲が流れる。最前列に座っていたたかしが口から血をながして椅子から倒れる

妻:   たかし、たかし!

会場がざわめく。そうこうしているうちに、担架がくる。

今泉:  ふ、古畑さん!

古畑:  んん~。

古畑が係に近づく。

古畑:  どこにつれていくの?

係:   応急室です。

古畑:  え~。警察です。同行させてください。

SCENE 4 館内スタッフルーム

係:   だめです。心肺停止、呼吸も止まっています。救急車はもうすぐ到着します!

妻:   たかし~。たかし!

古畑:  ・・お察しします。彼は持病とか、何か食べたりしましたか。

妻:   持病なんてありません!今日も一緒に、あのブースの近くの店でごはんを 食べただけです。あとはトイレにいったくらいで。たかし~!!

古畑:  トイレ・・・

ドアが開き救急隊員が入ってくる。

係:   鼓動も呼吸もありません!電気ショックも駄目でした!

隊員:  奥さんですか?奥さんも一緒に来てください!担架にのせるぞ!

隊員たちはたかしを担架にのせ退室する。妻も退室する。 場内は古畑、今泉、西園寺が残る。ノックがする。西園寺が開けると古川が現れる。

古川:  古畑さん、お話が。

古畑:  はい。どうぞ。

古川が入室する。

古川:  先ほど、番組宛てに怪しいメールが届いたので持ってきました。

古川はプリントを渡す。

古畑:  ありがとうございます。え~、心友のかどわっき~へ。くろちゃんです 彼は私の言うことを聞いてくれませんでした。だから私は彼が 永遠の私の彼になるようにキスをしました。今までありがとう。ん~。 西園寺君、え~応援部隊を呼んで、ブース内にいるお客さんを かえさないようにするんだ。そして、病院に行って彼の病状、 もし亡くなってしまったら、彼の口内に毒素がないか鑑識にいって みてもらうんだ。

西園寺: わかりました。

古畑:  今泉君、3Fのトイレ封鎖して、何か落ちていないか鑑識にみてもらうんだ

今泉:  はい。

古畑:  え~。古川さん。

古川:  はい。

古畑:  生放送中なんで難しいとは思いますが、門脇さんにお話しお伺いできますか。

古川:  BAY-FMは平松と関連が深いので大丈夫かと思います。電話してみます。

古川が携帯をかける

古川:  あ、なら君、お疲れ様。今、警察の方とお話していて、協力してもらえる? 今、門脇さんの他に、斎藤りささん会場にいましたよね?! 警察の方が門脇さんとお話がしたいそうで、りささん、急きょDJに なることは可能かしら? (TO 古畑) 今確認とってます。

古畑:  はい。

古川:  ・・・できる、できる。今、そちらにいきますんで宜しく。

古畑:  ありがとうございます。

古川:  いえ、こういうことは慣れているので、マネージャっていろいろありますから BAY-FMも公開生ですので、できるだけ影響のないようにさせたいですし。

古畑;  今回はあの子たちの出番はなさそうですね。

古川:  あ、Yとか?え~。平松のイベントはちゃんと見せてあげたいですから。

古畑:  ファンの方への心配りが素晴らしい。

古川:  それより、あの、でこは現場の指揮なんてとれるんですか?

古畑:  ふふ、心配に及びません。現場にちゃんと仕切れるものおいていますから。

古川:  そうですか。

SCENE 5  会場ブース

斎藤:   斎藤りさと!

平松:   平松愛理のお~くっふふ。

斎藤:   Radio Surprise Holiday special 今日はおおたかの森、ショッピングセンタースタジオK-WEST より公開生でおおくりしています。ここからは斎藤りさの 愛理サーチ!くはは。今、顔、ぽーんって前でたでしょ?

平松:   でたでた!もう!昔ね、ジョシ・ベアとかね、他の番組にも ださせていただきた時のくせが・・。

斎藤:   くせが!もう愛理ちゃん、天然なんだから!

平松:   え?どういうとこが?!

斎藤:   そ・う・い・うとこが!

平松:   え?どこどこ?気になる~。

斎藤:   くははっ、愛理さんと言えばさあ、クレオパトラティでしょ?! 水でしょ?通販でしょ?!今はナニにハマっているの?

平松:   なんでまたそんないかがわしい目つきで私をみるのお?

斎藤:   違う!違う!だって愛理ちゃん、あきやすいんだからあ!

平松:   だから飽きやすいんじゃなくて・・。

会場脇に古川がいる。門脇が角から出てくる。

古川:   申し訳ございません。ご足労おかけいたします。

門脇:   いえ、大丈夫です。あたしもちょっと気になっているんで。 りさなら大丈夫。いろいろ修羅場ぬけているから。

SCENE 6 館内スタッフルーム

古川と門脇が入室する。

古川:   古畑さん、お連れしました。

古畑:   ありがとうございます。

門脇:   すげえ、ほんと古畑さんだ。

古畑:   え~古畑と申します。このたびはとんだことで。

門脇:   公開生はいろいろありますからね。

古畑:   そうですか~。いつも番組きいてます~。なんともこっきみいい       話し方で、いつもすかっとするんです。

門脇:   あれは、平日の午後なのでリスナーが20代、30代の主婦が多いんで あのような番組作りになってます。午後9:30からやってる INTEREXPRESSはまた私の味は違いますよ。

古畑:   あ~。機会がありましたらぜひ~。 え~先ほどのくろちゃんの話しがきになりましてね~。 犯行完了報告のようなメール、先ほど読ませていただきました。

門脇:   私もそれ気になったんですよね。

古畑:   くろちゃんはどんな方なんですか?

門脇:   基本的には公開生で紹介したとおりなんですが、なにか執念めいたもの 感じてね。あたしは迷ったら別れろ!とかいってるんですが、 彼女は彼と別れて、6年好きだった人にはしるような。 そんなカンジでね。ただ、あたしは別れや攻撃をあおってるんじゃなく、 警笛ならして、いい方向に軌道修正できればと思ってるんで。

古畑:   ん~そうですか~。

門脇:  あ~そうそう、くろちゃんはいつもFAXなんです。うちは メールで受け付けているんだけど、この人FAXなんだよね。 番組名が書いてあるんで、いつも転送されてきますけど。

古畑:  どこから発信されているものかわかりますか。

門脇:  くろちゃんはいつも、BAY-FM幕張スタジオの近くのコンビニで 送ってきます。

古畑:  コンビニですか。では、今回メールで来たというのは珍しい。

門脇:  はい。

古畑:  このメールアドレスはご存じない?!

門脇:  ないですね。

西園寺が入ってくる。

西園寺: 警備配置しました。

古畑:  西園寺君ありがとう。あ~急いで、このアドレス。身元確認急いで。

西園寺: わかりました。病院はそのあと向かいます。

西園寺が退出する。警官が入ってくる。写真を見せる

古畑:  **君。御苦労。

A警官: この写真にあるものですが、今泉さんはアメのかけらみたいの どうでもいいといったんですが、気になったんで、急いで鑑識にまわしてます。

古畑:  急いで調べて。

A警官: 了解しました。

A警官は退出する。

門脇:   忙しいんですね。

古畑:   いえ~すみません。

門脇:   あ~。ひとつ思い出しました。

くろちゃんは、いつもFAXで彼女のマークをいつも書いてます。 ‘眉’のような形をした三日月にストライプくろしろで塗りつぶしてます。

古畑:   マーク。・・・・え~。門脇さんに協力してもらいたいことがあります。

門脇:   いいですよ。

古畑:  え~。今回も‘ファン’が引き起こした事件でした。 まだ、被害者は‘死亡’が確認されていませんが、もう難しいでしょう。 今回のポイントは、メール、DJ、そしてマーク。 古畑任三郎でした。解決編はこの後で。

SCENE 7 会場ブース

門脇:  門脇知子のRADIO HOLIDAY SPECIAL ! おおたかの森ショッピングセンター3FスタジオK-WEST より公開生でおおくりしています。 本日はゲストに平松愛理さんをお迎えしている訳なんですが、 さきほどの、愛理サーチ!りさはさすがだね! 愛理さんの天然さを見事ひきだしました。

平松:  あはは、あたしうまくひきだしましたかねえ~

門脇:  すごいね!すごいよ。あたしにゃできねえ! 見てる人をなごませてしまうひととなり! でもその瞳の奥に、毒入りスープが! 毒・・。 あたししつこいね。ごめんね~。毒入りスープが!

平松:  ではは。あ、そうそうさきほどのくろちゃんどうなりましたかねえ

。 門脇:  その後メールをもらってないので、その後わかりませんが、 この後ドラマがおきるかもしれない。かどわっき~が断言する~。 なんてわかりませんけどね~。

平松:  楽しみですねえ。きかせてください。のちほど。

門脇:  きかせましょう~とも!きかせましょ~とも。え?いつまでも このテンションでしゃべるな?ごめんね~。 さて、そろそろ平松愛理さんとはお別れになってしまうのですが、 これから流す‘花と太陽’これも必聴です。 平松さん、この歌はどんな時にできた曲なんですか?

平松:  これはですね。あの~娘が中学生になった時に、 私の恩師からお手紙いただきまして僕10歳の時に両親を亡くした。 だから自分は運動会で一番になっても、勉強で一番になっても 全然つまらなかった。傍で喜んでくれる人がいなかったから。 その点君は、君がうれしい時に君と同じくらいか、それ以上に 喜んでくれるお母さんがいる、すごいことだぞ。というお手紙が来て。 すごい感動して、その気持ちを歌にしたくて、10歳の先生に会えたら この歌をプレゼントしたいと思って。 で、お母さんが亡くなられた5月に間に合うように去年の5月に書いて、 で5月の終わりに須磨区民センターの音楽室でミニコンサート、 その先生と、もう一人の恩師の先生と 同級生、キレイなお花持ってきてくれる同級生と、 3人だけのコンサートをしたときに歌った曲なんです。

門脇:  深い愛、深い愛ですよ。心があたたかくなるお話。 この曲を聞きながら、平松さんとはお別れになります。 それでは曲紹介お願いいたします。

平松:  平松愛理で‘花と太陽’

門脇:  本日のSPECIAL ゲストは平松愛理さんでした。ありがとうございました。

平松:  ありがとうございました。

<花と太陽。ON AIR、曲の途中で平松退場。場内拍手>

係:   これから、平松愛理さんのサイン会が行われます。サイン会、整理券を お持ちのお客様はこの建物の2Fにあります、 紀伊国屋FORESTにいかれましてお待ちください。 2Fに係がおりますので指示に従って並んでください。 また、門脇知子さんのサインが欲しい方、本日の放送終了後になります ので、このままここでお待ちください。

Y:   あの件どうなったんだろ。愛理さんに会いたいけど気になんべ。

NS:  どちらにしますか?

Y:   愛理さんに決まってるだろ。

NS:  では2Fにいきましょうかね。

2人は会場をあとにする。

SCENE 8  2F紀伊国屋

係:   間もなくサイン会がはじまります。チケットお持ちのお客様、 1列に並んでくださいね。

平松が微笑む。

SCENE 9  会場ブース

門脇、:RAIDO SURPISE HOLIDAY SPECIAL !お相手は門脇知子と

斎藤:斎藤りさでした。

門脇:さあ~。帰って毒入りスープでもつくんべ!

斎藤:なにそれえ~

<ON AIR終了、20人ほど残った会場が拍手を送る)

<門脇、斎藤は会場を去る、半分が去る>

係: え~。今お待ちのお客様は門脇知子さんのサインお待ちでよろしいですか? プリントをお渡しします。サインの種類3種類ございます。 順番になりましたらサインの種類をお選びください。お渡しいたします。

7人ほど、サインを選びサインをもらってかえる。

まゆこ:Cタイプで。

係:  Cタイプで。わかりました。あ、今ここにないんで、少々お待ちください。

係が電話する

係:  Cタイプのサイン。あ、・・・わかりました。

係:  Cタイプの方、直接、知子さんから直接渡したいということで、こちらどうぞ

係はまゆこを連れる

SCENE 10  館内スタッフルーム

古畑:  お待ちしておりました。

まゆこ: あなたは?

古畑:  はい。え~サインを渡しに。

まゆこ: 私、門脇さんが直接渡してくれると聞いたんですけど

古畑:  今日のイベントで残念ながら殺人事件がおこってしまいました。 その人は彼に恐らく口うつしでトリカブトのカプセルをかませました そしてイベント中におなくなりになったんです。

まゆこ: 確かに今日、倒れた人はみたけど、それとサインと何の関係が あるんですか。早く門脇さんとあわしてください。

古畑:  門脇さんは来ませんよ。あなたが選んだこのCタイプ。 わたしが書いたんですから。んっふふ よく見てください。‘門脇さん’のサインはどこですか?ない。 これには‘心友’とかいてあり、その上には 眉のような形のしたストライプのマーク。んっふふ。 あなたはナゼ、門脇さんのサインがないCタイプを選んだんですか? 門脇さんによると、今日話題に出た、くろちゃんはいつもFAXで この眉のような形のしたストライプのマークを書いていたそうです。 くろちゃんはあなたじゃないんですか?

まゆこ: わ、わたしはCタイプがただ気に行っただけです。不愉快です。 帰ります。

古畑:  携帯を持っていますか?2つ。

まゆこ: ひとつしか持っていません。

古畑:  え~そうですか。それでは亡くなったたかしさんの電話番号をかけて みましょう。あれ?ぶ~んとかなってませんか?バイブレーションでしょうか

まゆこが逃げようとする。ドアを開くと西園寺が手をひろげてとうせんぼする。

古畑:  え~。彼が吐き出しだ、このカプセル。口うつししたんですよね~。 え~証拠がでると思いますよ。 え~犯罪者として最低の部類に入ります。 あなたは門脇さんのラジオをきいて、彼を手にいれようと思った。 しかしおもいどおりにならなかったので殺した。 そして、自分の心の支えになっていた、一言お礼がいいたかったんですね え~。ラジオで自分のいいように解釈したのは勝手ですが、 人殺しはいけません~。 門脇さんがあなたがしたことを喜んでくれるとは到底思えません。 え~残念です。

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